任せすぎない

学校に任せすぎない。

別に、我が家の子が学校嫌いなわけでも

私が学校を信頼していないわけでもありません。

以前、厚切りジェイソンさんがYoutubeで言っていた

「教育を学校に任せすぎない」

この言葉、私は初めて聞いた時に結構ぐさっと刺さり

しばし考えさせられたんです。

教育の責任の話

大好きで見続けている、リベ大・両学長のYoutube。

国内最大級のお金を学ぶコミュニティーです。

ずいぶん前の動画ですが、両学長と厚切りジェイソンさんの対話で

日本には義務教育の中にお金の勉強をする機会がない、という話をしていました。


そこで、厚切りジェイソンさんが

いやいや、アメリカだって金融教育は家庭でもしている。

学校に全部任せるなんて、そんなのありえない。

日本人は学校に教育を任せすぎている!

そんな感じの会話だったのを記憶しています。



学校での義務教育で金融教育を全くうけない→マネーリテラシーゼロで社会に放り出される

これって多くの人が通るルートだと思うのですが

危機感とかないですよね、だって周りがみんなそうだし。

一生切っても切り離せない、生活に不可欠なお金については自分で学べ

日本ではそうなってる。



厚切り家では、お年玉を親に預け

それを投資信託を買ったと仮定して同じ利益をつけて運用し

利回りとか複利とかを親と一緒に学んでるって話だったんですね。

つまり、実際は投資してないけど

厚切り証券会社で投信を買った場合を

子どものうちから体験させてるってことです。




買い物にも連れて行くと言っていました。

この商品はあの店ではいくら、この店ではいくら。

こっちでは3つ買えるけど、あっちでは2つだねと会話する。

厚切りジェイソンさん自身、ものすごい節約家ですが

それも彼のお母さんを見て学んだそうで

だからお金の使い方を自分の子どもに自分で教えることの大切さ

自覚されてるんでしょうね。



お金の増やし方、使い方は学校では教えてくれない。

親が教える責任があるわけです。

責任とはいっても、やらないという選択肢だってある。

でも、だからこそ差がつく!




そして、私は思います。

これってお金だけじゃないよねと。

本を読む人間になるか否か


国語の授業は学校でしっかり習うけど

本を読むことを習慣化するのは

やはり家でどれだけ親自身が本を楽しそうに読み

いつでも本を手に取れる環境を与えるか

子どもと絵本を読む時間を共有するか

それらが大人になっても影響していると思うのです。


私は自分自身が全ての科目は音読せよ、と教えられて育ち

音読の威力を実体験してきたので

小学校の毎日の宿題に「国語の教科書を親の前で音読する」

これがあるのはとても素晴らしいと思っています。

音読も読書の習慣化の1つになると思うから。



どんなに動画や音声が普及しても

本がこの世からなくなることはないと思うのは

知識だけでなく、創造力や感動、人生そのものなど

時を超えた先人の言葉が本の中に詰まっているからではないでしょうか。

文字の力って素晴らしい。


図書館を利用すれば、誰もが平等に本を読む環境を与えられています。

1ヶ月にたった1冊でも、積み重なって

子どもの世界が広がっていく。

本の楽しさを伝え、本を読む人になるかも

親の責任かと思うんです。

最後に英語について

さて、子どもの英語学習についても少し。




英語が小学校の必須科目になり

英語の早期学習の必要性が認識され

実行されたのはいいことですね。

英語が理解できる、英語が使える

これだけで世界が何倍にも膨らみます。


英語を学ぶことは大切ですが

こちらも、学校でやってくれるからと任せておくと

お子さんが大きくなるにつれ、確実に差が開いていきます。



特に、私の教室のように

週1回で1時間足らずのレッスンをする英語教室に通っていて

うちの子は英語を習ってるんだから英語が話せて当然

そう思うのは違います。


お金を払って習わせてるのにそりゃないでしょ!?

3年もやってるのにまだ話せないの!?

そんな風に思われるかもしれませんが

1週間に1時間弱のレッスン

これだけの時間で習い、覚え、定着させ、使いこなす

そんなのほぼ不可能ですよ…

言葉の習得ってそんなに甘くない。


でも、1日たったの10分

お家で復習や宿題、Youtubeや絵本で英語に触れる機会があれば

年間で3650分がプラスされる。

これって60時間ですよ!

年間のレッスン時間の合計より多いんですよ!

日々の5分、10分の積み重ねを決して舐めてはいけません。


教室が提供できるのは英語を教えることはもちろん

英語ができることの楽しさや、上達の喜び

そして本人に見えていないやる気スイッチを押すお手伝いです。

家でどうやって英語に触れたらいいのかは、教室の先生に相談して

今日から10分、着実に積み重ねていきましょう。




でも、実際、子どもの全てを見てあげられるほど

時間がないのが忙しい現代社会の親。

私ももれなくそのひとり。

教育熱心は親になれ!と言っているわけではなりません。

ただ、子どもが成長してしまった後、時間は決して巻き戻らないという事実。

そのことだけはしっかり覚えておきたいなと思うんですね。



今日もお読みいただきありがとうございました。

私の地元は、もう何度か雪が降ったそうで。

今年も残すところあと半月です。

最後まで元気に駆け抜けましょう〜!




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