学び力

突然ですが、つくばエキスポセンターに行ったことはありますか?

新松戸からそこまで時間をかけずに行けるので

私は息子を連れて何度か行きました。

世界最大級のプラネタリウムは座って待ってる間から

大人も子どももワクワクするし

おもしろサイエンスゾーンは

科学を体験できて、息子は毎回なかなか離れません。

そこでの、おぉ〜〜!と感じた発見を

英語レッスンに取り入れたいなと思った話です。

遊びの中の学び

どんな子ども時代を過ごしたか。

科学者の方たちが自分の子ども時代について振り返り

どんな子どもだったかとか、どんな遊びをしていたとか

確か直筆で書いてあったような気がするんですが

そんなコーナーがあるんですよ。


そこでね、あれ、何人も同じことを書いていてないか?

と驚いた記憶があるんです。

それは、多くの科学者が子どもの頃は自然の中で遊んでいたと書いていること。




ネット上でも読んだことがあるんです。

ノーベル賞受賞者は、勉強をさっさとすませて

友人と自然の中でいろんなものに触れて遊んでいた人が多いと。

不思議だな、面白いな、と思うものを外の世界でたくさん見つけて

触ったり、観察したりして、自然の中で毎日夢中で遊んだらしいんですね。




映画『さかなの子』はさかなくんの人生を描いた話ですが

これを見た友村晋さんが

さかなくんの母のような親になりたいと言っていました。

周りの子と比べず、先生の言葉にも耳を傾けず

さかなくんが大好きな海の世界に

ずっと没頭できる環境を作り続けてあげたお母さん。





思い返せば子ども時代

家の裏のそれなりの深さ・速さがある信濃川に

よく子どもだけで遊びに行ってたんですね。

足の裏を何かでぐっさり切って、血を出して帰っても

親は手当してくれたけれど、絆創膏を貼ったらまた川遊び再開!

怪我をしても、川で遊ぶな、川に行くなとは言われなかったですね。




いま考えると、子どもだけでの川遊びってかなり危ないと思うんだけど

とにかく外で遊ぶことにもっと寛容だったというか

もっと子どもに遊びを任せていたというか。

親の目を離れて、子どもだけで自由に遊びを考えだして

暗くなるまで外遊びしていた思い出がたくさんあります。


YoutubeやSNSのない時代

スマホもパソコンも手元にない時代に

私たち世代は今の子どもより外を駆け回って遊んでいたから

遊びがもっともっと自由で、スケールが大きかったと思うんです。

好奇心の芽


遊びの中で芽生える子どもの好奇心の芽

この芽を大人の都合で摘み取ることがないようにしたいなと思います。

こちらも友村晋さんが言ってた話ですが

例えば、子どもが通学中にアリの行列を見つけてそれに見入ってしまって

学校に遅れそう、自分も仕事に遅れそう。

たとえそんな状況でも、自分は学校や仕事よりもアリを優先すると。


いろいろな動きをするアリに芽生えた子どもの好奇心の芽。

その価値は計り知れないから、遅刻なんかどうでもいい。

それは子育てに芯があるからこそできることだと言っていました。


子育ての芯。

確かに芯があれば、さかなくんのお母さんのように

外野の忠告や批判に惑わされることは少なくなるし

大事なことの判断基準があるので

自分の子育てに一本筋が通るような気がしますよね。

英語も遊びでいいじゃないか

私は、小学生のうちは、できるだけ遊びの中で英語を学べばいいと思っています。

いわゆる暗記のようなお勉強の英語は、後々いくらでもできますから。

(文法や単語の勉強も、英語を使える人になるには必要不可欠)

そんなレッスンを、これで良いんだ!と思えるのも

つくばエキスポセンターでの発見のおかげ。


思考力や発想力、なんでも疑問に思う素直さなんかは

小学生くらいまでの子どもたちの方が柔軟に持ち合わせていて

それらこそが勉強よりも遊びの中で一番伸びていく

柔らかくて、オリジナルで、大切な部分じゃないかと思うんです。




だからレッスンでは身体を使った遊びの中で

ゲームのように楽しく英語を教えています。

楽しい・面白い・不思議

その好奇心の芽とともに没頭している時こそ

子どもたちはぐんぐん成長していくからね。


小学生まではたくさん遊んで楽しんだもの勝ち。

それで良いじゃん!と思います。



さて、今日は、クリスマス。

夜中の3時半にプレゼントを抱えてウキウキで起きてきた息子。

よかったね、でもさすがに起きるの早すぎだよ。

今日は学童で眠くなるぞ。

本日もお読みいただきありがとうございました。




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